墓じまいについて
墓じまいとは、現在のお墓を解体し撤去するとともに、別の方法で供養することを指します。
墓じまいをすることで、お墓の維持や管理といった自身にとっての負担がなくなるだけでなく、継承者にとっての負担も軽減できます。
墓じまいにはメリットだけでなくデメリットもあるため、それぞれしっかりと頭に入れた上で決めることが大切です。
墓じまいには以下のようなデメリットがあります。
1. 供養の場所がなくなります。
お墓を撤去することで、故人への供養の場所がなくなる可能性があります。
お墓は故人への思いを込めた供養の場であり、撤去することで供養の機会が失われるかもしれまん。
2. 家族や親族との繋がりが薄れる。
お墓は家族や親族との繋がりを感じる場所でもあります。
お墓を撤去することで、家族や親族との繋がりが薄れる可能性があります。
3. 伝統や文化への敬意が失われる。
お墓は日本の伝統や文化に根ざしたものです。
お墓を撤去することで、伝統や文化への敬意が失われる可能性があります。
墓じまいをしたら、同じお寺で永代供養にするには？
今までと同じお寺で永代供養にする場合でも、市区町村長の改葬許可が必要となります。
このような墓じまいの場合であっても、改葬許可申請をすることが必要です。
永代供養は、年間管理料がかかりません。
契約期間内の年間管理料は最初に一括で支払います。残される世代に費用の負担がかかりません
「合祀墓」とは、他の人と同じ墓所に埋葬するお墓です。
個別スペースはありませんが、墓じまい後に永代供養を行うには、最も費用が少なくなります。
お墓には、個人のお墓と共同墓地があります。
共同墓地は、多数の方が一つの墓地を共有する形態で、管理費用が安価であることが特徴です。
ただし、共同墓地には、自由度が低く、管理者によっては、供養方法やお墓のデザインなどに制限がある場合もあります。
また、共同墓地に入る場合は、事前に申し込みや手続きが必要な場合もあります。
これらを踏まえた上で、ご自身に合った方法を選択してください。
墓じまいの墓石撤去費用は？
墓石の撤去費用にかかる相場は、墓石の大きさや撤去方法にもよりますが1㎡あたり約10万円程度です
墓石撤去の費用には「墓地から墓石を撤去して更地にした後、所定の場所で墓石を処分する」までの工程が含まれています。
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